脱線事故?

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最近、ほとんど聞かなかった脱線事故が、JR福知山線で、起きたようだ。速度制限がかかっていたカーブでの速度の出し過ぎか、置石の可能もあるようだ。しかし、脱線して、マンションへ衝突した車両は、見るも無残な形相である。そういえば、小田急線の複々線化後、大分、線路が、波打って、車両が揺れるようになったので、大分、災害ポテンシャルがあるのではとも、不安を持っている。これは、2000年の地下鉄日比谷線の脱線事故に重なるものも有りそうだ。
何とも、安全第一であって欲しいが、設備の問題もあろうが、それに頼っても、最後は、運転する方が、身も心も裏表無く、安全を守るという境地である。これがないと、はなはだ、信用も置けない。
しかし、私の職場も、その傾向があるが、世間一般的にも、最近、安全に対する意識が、大分、薄れてきているような気がしているのは、私だけかしら。電車が遅れているから、速度制限のあるところも、飛ばして良いなんて、本来、ありえない判断だ。どうなっているのか。もしかしたら、置石が無ければ、何も起きずに通れたかもしれないが、それで良いということでは、決してない。何重にも張った安全装置でも、外れていれば、難なく、動いてしまうことなど、誰でも、分ることだが、当事者になると、どうも、分らなくなるらしい。
そういえば、安全衛生に関しては、中央労働災害防止協会(中災防)が、色々な、研修やテキストなど提供しているはずで、一度、訪れてみたら、どうでしょうか? あと、昔の仕事の話ですが、安全衛生チェックによく引っかかる常習犯は、ここの研修を受けさせるようなことをすると、一挙両得かな、などという話題もしてましたね。なんか、懐かしさも感じますね。まあ、安全衛生は、職制で命令して事故が起きなくなるものでなく、末端の作業者自身の営みによってのみ達成されるものであるので、安全基準や行動指針などは、全員が、同じ認識で、身に着いていることが、大前提となる。社員の認識がばらばらになりかけていれば、社員全員研修の実施が基本ですよね。あと、全員研修をするというと、「大人なんだから自主性に任せるとかなんと」という発言も、よくあるのだが、それは、安全衛生が身についてないことを、自分で言っているようなもので、問答無用。結局、安全衛生が身についているということは、積極的に参加の意思が持てるといことだ。やらされているという意識を払拭して、上記に書いたように身も心も安全第一になる必要がある。
最終的には、各人は、災害ポテンシャルを、自発的に見つけて、個人として、組織として、対策を行うように、各人が改善(向上)サイクルを有することでのみ、組織としての安全衛生が達成されることを、各人が、十分に理解し、実践することであろう。

なんで、こんなことを、ここに書くのか、何とも情けないことだ。

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このページは、Digi Pontaが2005年4月25日 21:24に書いたブログ記事です。

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