玄人箱の現状まとめ
現時点の玄人箱(1000B-T版)の状況を紹介しておきます。今までに、ネーティブな玄人箱に、インストールしたソフトウェアは下記となります。また、このブログのカテゴリに、「玄人箱」を新設いたしました。ここで、「ネーティブ玄人箱」とは、OSを入れ替えることなく、プレインストールのままであることを意味します。
- 付属CD-ROMに添付のソフト一式
- Perl-5.8.6
- DBI-1.47
- DBI-mysql-2.9004
- mysql-4.1.10a
- Mail-Sendmail-0.79
- Movable Type (MT-3[1].151-full-lib-ja)
- ntp-4.2.0
- openssl-0.9.6c
- grep-2.5.1a (apacheのmakeに必要)
- apache 1.3.33
- mod_ssl-2.8.23-1.3.33
以上のソフトウェアをインストールして、ブログサーバとして利用。以下は、ペンディング事項。
- 玄人箱の管理画面にはroot権限が必要で、apacheで、cgi実行ににroot権限を設定できない。現時点、管理画面のために、プレインストールのthttpdを使用。
- MovableTyepの管理画面mt.cgiへSSLを適用しても、操作途中で、SSLが切れるので、セキュリティ的な効果が得られない。現時点、VPNを利用して、MovableTypeの管理画面を使用。
- 一部(ニフティのココログなど)のブログサーバからのトラックバックの受信に関して、送信側のブログサーバでタイムアウトが起きるケースを確認しています(但し、これは、トラックバック自身は成功しているが、トラックバック送信者にはエラーに見える)。この原因は、MovableTypeのタイムアウトのデフォルト値が短いためで、MovableTypeを導入しているブログサーバでは、同様な症状が起きるものと思われます。この対策は、多分、玄人箱をあきらめ、もっと高速なマシンへ移行するのが早道かもしれないが、高速化のため、mod_perlを試す余地は残っているので、まとまった時間が取れたときに試そう。
さらに、現在、下記のソフトウェアを入手、インストールを予定してますが、巧く行くかどうか。
- 玄人箱のソースコードCD−ROM(カーネルメーク環境を再現できるかどうか?)
- unh_iscsi-tarball-1.6.0(カーネルモード版では、LUの4GB越えは、インテルのだとできない。玄人志向でプレインストールにならないかしら。まず、カーネルのソースから、scsi_mod.oをmakeする必要もあるかな。makeできれば、超低価格のiSCSIストレージが完成)
以上です。玄人箱の費用=約19千円+HD価格で、今回、400GBのHDを使ったので、5万円強。高いと思うか、安いと思うか(^^;
【後日追記】
今になって判明、unhの前提のカーネルは、2.4.29で、玄人箱のカーネルは、2.4.17、この差異を吸収できるかどうか、現時点、不明。当面、やっぱり、Intel iSCSI Reference Implementation v20のユーザアプリ版で我慢しようか。少々、挫折気味。
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