JGAS2005/IGAS2005見学
今日は、東京ビックサイトまで、JGAS2005/IGAS2005を見学に行きました。
ここのところ、毎年、見学してますが、あまり、技術的なことは詳しくないので、大きな印刷機を見て圧倒されたりするのが、なんとも心地よい(^^; 以下、目についたものですが、列挙しておきましょう。
- FMスクリーンのエンハンスが目につきました。Kodakは、版下に少し荒めのパターンを適用することで、むしろハッキリした印刷を実現。RYOBIは、10μ以下のパターンを実現。この2社は一見、反対のことを言っているように感じるね。解像度と画像がはっきり見えるのとは少々、異なるところがあるらしい。
- ラミネート処理も不要か? Kodakの印刷機では、コーティングもインクとして扱い、コーティングを印刷後、加熱処理で、表面にコーティングを行える。また、印刷なので、漉かしもように、厚み?で、ロゴも入れられる。私としては、印刷機でなく、オフィスにある複合機に、この機能を入れて欲しいかな。
- 両面印刷PETボトルラベルの印刷機が、派手に展示されていた。ペプシで採用されているようだが、まだ、実物を確認してない。しかし、Ko-Park INTERNATIONALさん、チラシとサンプルのイラストは、大胆ですね? 嫌いじゃないけどね。むしろ、飾っておきたい? しかし、どんなドリンクでしょうか?
- 今年は、レンチキューラの年賀状を業者に頼めそうだ。陽成社に、1枚200円で、200枚から頼めるそうだ。入校は、300dpiのPhotoshopデータ。
- HALSシート、レンチキュラーでない方式で、立体視が出来る(グラパックジャパン)。これは向きによらず、飛び出たり、へこんだり見えるので、面白いものだが、手作りは無理そうだ。
- ハイデベルク社ブースには、印刷機のプラモデルが、グッツ販売されていたが、2万円強って、いずこのマニヤが買うのか(^^;
- レンチキュラのディスプレイを展示していたブースで、雑談。これに将来性があるかどうかなど、曲面で立体視とか、まずは、八角柱から検証できないかどうかなどと。
- Zephyr超微細3Dクリスタルの展示。アキバに並んでいるものより、大分、細かく、すばらしい。1秒間に1000ポイントの速さだそうだ。
- 国立印刷局が出展していて、ImageSwitch技術を、製版向けにしたものを、デモ展示。確か、前回は、インクジェットプリンタで印刷するデモを展示していた。これは、特別なインクを使わずに、赤外線で見ると、文様などが浮き出るようにできる印刷技術、色々、普及すると、なかなか面白いものだ。赤外線で見るのが難しそうに思えるが、今では、携帯電話の一部の機種で、赤外線フィルタ(ヨドバシカメラで買える)を付けるだけで、見ることもできる。
- RFIDのチップとアンテナの貼付けなどの装置の展示もあった。
なかなか、今回も、面白い物が、色々あって、良かった。そういえば、映像業界(米国)では、HDRIが普及してきて、それようのディスプレイ装置など幾つか出ていますけど、印刷業界向けのは、一時期、見たような気もしますが、今回、目に付きませんでしたね。紙では、この広いレンジが、そもそも不要なのかもしれませんね。
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