リスクの開示と周知義務

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仕事する環境において、何がしかのリスクがある場合、従業員には、そのリスクを周知し、最低限、リスクを回避するように行動させることが、その経営者の必須な責務であろう。このリスクの周知欠損で問題が起きたのは、、、

茨城県で起きた、作業員が薬品の濃度を故意に濃くして、混合中、核反応を起こしてしまった事故であろう。核反応が起きる条件は、決して、原子炉の中だけでない。正に、それを扱っている従業員でも、実際のリスクを周知されていないことの、良い例であろう。これは、大事故になった例であるが、一般の仕事であっても、それぞれリスクというものは、存在する訳で、それが、ちゃんと従業員へ周知(=それが危険なことと理解すること)されているかどうか、再確認が必要だ。1つ、経営者は、多分、リスクを解消する計画を持っているかもしれないが、これは、即日、解消される訳ではないので、今の時点のリスクと、それに対する行動ルールを、即時、開示ならびに周知することが、必要だろう。決して、将来行われる対策が、今を免責する理由は無い。最近、気になっているのは、下記であろうか。

  • アスベスト
  • 什器の耐久重量(60Kg前後が多いいらしい。当然、一時的にも、上に乗るなんて禁止)
  • 災害時の建屋設備(エレベータなど)
  • 薬品、放射線源
  • バイオハザード

エレベータでは、地震発生時に乗り合わせた場合、全ての階のボタンを押すように書いてるけど、大地震の場合、揺れがおさまるまで、押せるかどうか疑問もある。むしろ、立った状態でいられるかどうか、しゃがんだ方が安全かどうかなど、もっと具体的な情報を教えて欲しいと思うのは、私だけかしら。平地の地震体験機はあっても、エレベータの地震体験機があるとは、聞いたことが無いかな。

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このページは、Digi Pontaが2005年10月 9日 08:26に書いたブログ記事です。

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