六法全書の追録が来た
今日8/13、有斐閣の六法全書の追録が来てました。。。。
今回、目に付いたのは、下記です。
- 会社法施行規則、会社計算規則
本体の新会社法は、六法全書本体に掲載済み。これで、本当に、投資家保護が、実現されるのかどうか。法は変わっても、法人の改心(ほとんどの法人は身に覚えが無いと考えるでしょうね)なしでは、巧くないような。 - 法の適用に関する通則法
これは、明文化するという意図なのかしら? - 男女雇用均等法と労働基準法の一部の改正
これは、法文の表現で、男女差別をなくす訂正かしら? 私個人は、職場では、ほとんど、男女、同じにみてますね。実態としては、同じ会社でありながら、事業所ごとに、温度差があるようにも思えます。バロメータは、やはり、管理職の男女比の偏りに表れるように感じてます。女性自身が、女性であることを理由に、昇進を、辞退するなどあるかどうか不明ですが、会社としては、法的にも、女性であることを理由としては、受け取れず、正当な理由が必要と思います。でも、この手のやりとりが、セクハラに、転換されて、不要な損害をこうむることがあるかどうか、少々、心配なところもあるように思え ます。
あとは、共働きの世帯が、多分、増えてくると、それぞれ異なる企業に勤める場合が、多数となろう。この場合、法の下の平等が基本ではあるが、各企業での温度差が、問題になってくると思われる。例えば、子育てなど、男女平等に対応ということになると、それぞれの企業が、同等の福祉を提供できないとなると、大分、不平等感を感じることであろう。この不平等感が、社会的な問題となることも十分ある訳で、男女雇用均等法などの推進は、歓迎すべきことだが、巧く回るような体制の準備も、希望したい。 - 証券取引法の一部の改正(金融商品取引法)
話題のJSOX法ですが、ベースの証券取引法とマージした法文(完成版)が見たいで すね。改正案だけでは、差分が多くて、よく分からなくなるような。 - 消費者契約法の一部の改正
これは、解約まわりの強化なのかしら?
しかし、ぱっとみでは、理解までは、難しそうですね。
【後日追記】
「法の適用に関する通則法」は、大改正とのことですが、素人には、なかなか、違いが分かるようになるのが、何とも、難しい。
最近の日本は、過去の過ちを明らかにして、見直し(悪く?いうと、粛清)の時代かと感じてきました。
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