日本放送 対 ライブドア
最近、TVニュースで、話題となってますが、耳に蛸が出来そうなので、見方を変えた、たわごとを、ここに、書き記そう。野球チーム参入失敗から始まって、日本放送 対 ライブドア、フジTV、、、そして、、、
私は、どうも、最近、ひねくれているせいか、ホリエモンが、日本放送に手を出したのは、元々、球団買収の借入資金の出口がなくなって、会社買収へと切り替わったのかと、感じてます。事実は、どうか不明ですが、私の憶測です。ライブドアのキャッシュフローの規模は不明ですが、何百億円ものキャッシュは、すぐには、自前では無理な感じもするので、そう感じています。
そして、最近、日本放送対ライブドアのニュースが絶えなかったけど、クールな見方では、日本放送は、小山の大将(過去の日本の年功序列の象徴)。ライブドアは、グローバリゼーションの象徴でしょうか。どうみても、日テレの社長は、会社を、私物化しているようにしか見えない。フジTVの社長もしかり、大枠、汗水かいて成り上がった金太郎飴のなりあがった高度経済成長時代の社長(特に、放送局という閉ざされた業界)がグロバリゼーションの波に流されてて大破するという笑い話かとも考えていました。
でも、少々、時間が経ち、、、、 日本放送、フジTV、ライブドア、ソフトバンクって。。。蓋が開くと、それは、人工波の茶番であったように感じて来ました。まあ、とばっちりを受けた裁判所(司法)は、商法の基本通りの適切な判決を出した訳だし、世界に、健全性を示したとも、考えられるけど、結局、一番、喜んだのは、総務省でしょうか。
こう思わせたのは、「放送と通信の融合」っていう言葉が聞こえてきたからです。この言葉を聴くのは、何度目だろうか。 最初は、CS/BSの両用の人工衛星から始まって、衛星データ放送、これは、どちらかというと、惨敗。これは、ちなみに、ひとごとでもない、ひねた見方かもしれないが、電機メーカも、1企業あたり、合算されば、何十億という規模で、損金をだしている。まあ、中身は、結果論的には、固定費で出ている人件費の切り分けにすぎないけどね。全く内向き志向の散財だった。まあ、総務省も、確か、補助金など、たいまいはたいて来た。
さて、今度のチャレンジは、資本による「放送と通信の融合」か。結末は如何に。
補足的な注意として、この茶番劇は、違法でない限り、善悪の尺で計れるものは無いし、全ての構成要因が、顧客志向で巧く、回っていれば、それを、あえて阻止する投資家もいない。結局、巧く回らなくなることが原因で、色々な茶々が発生する。ほぼ自然な成り行きに過ぎない。