モバイル・アプリって
2001年に、初めて、ドコモ向け携帯電話のiアプリを、自作して以来、今年で既に、4年も経ってしまった。基本的には、Java言語でのプログラムであるが、携帯電話特有の機能を、追加的なライブラリを付けることで対応している。2004年には、パズルゲームのボーダフォンのVアプリへの移植も試みたが、3G対応端末では、互換性がないということにショックを受け、早々に、ボーダフォンの解約した。Auにおいては、BREW言語でプログラムを作らねばならない。この時期、Au向けのBREW解説書も出てきたが、そのシンタクスのつまらなさにショックを受け、到底、何か作ろうという動機も起きなかった。また、現時点、Symbian OS搭載の携帯電話アプリの開発は、Javaか、C++が選べると聞く。
そもそも、キャリヤや端末の違いがあっても、横断的に動作するようなモバイルアプリの実現を可能とする気は無かったのかということへの失望であろうか。何故、Javaが最初に、選ばれたのか、全く持って、気が知れない。現在に至っては、どこも社も、Javaから撤退という噂も聞く。iアプリからVアプリへの移植を行った際、キャリヤや端末に特有の機能を使っていない15パズルの移植では、イベント名の差異などの修正で、ほとんどのJavaのソースコードは流用出来たことを、考えれば、同じバイナリが動作するようなこともありえないことではない。
結局は、端末を動作させるOS機能を、コスト的に、個別に開発したくないというのが本音かもしれないが、どのキャリヤもどの端末も、同じOSで動作するようなことになると、PC同様に、ワームやウィルスに、利用者が苦しむことも明らかだろうに。価格の低価格化は、ユーザの希望するところかもしれないが、必要な堅牢性を取り崩してまで、安くされても、全く以って困ることだ。
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