紙媒介のコンピュータウィルス?

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最近、バーコードや電子透かしなど、紙への印刷物に、電子データを埋め込む技術が、普及しております。この技術をベースに、コンピュータウィルス自身のプログラムコードの複製を紛れ込ませるような危険性も、近い将来、否定できないのかと感じ始めました。バーコードなど、電子データは埋め込まれていると、明示的に分かるものは、用心することも可能かと思うのだが、電子透かし関しては、人間の知覚で認識できない方法を追求するものであり、何が、埋め込まれているかどうか、事前に検証する手段など、要望されることになるかもしれません。。。

また、デジカメなどの普及で、何らかの文様を撮影したがゆえに、画像データの一部に、不正コードを含んでしまうようなことも可能となるやもしれません。例えば、フラクタルのように、近づいてみても、離れてみても、同じ図形や文様にみえるもので、不正コードを埋め込めれば、コンピュータウィルスは、自分の複製を、撮影したデジカメに取りこませることまで、現実的に思えてくる。ただ、現時点、取り込まれた不正コードが実行される環境は、まだ、無いので、感染して広まることは、考え難く、これが、唯一、救いであろう。もし、この問題がなくなると、感染した画像データを印刷し、印刷されたものが、イメージスキャナーで読まれたり、デジカメで撮影されるようなコンテンツで、感染が拡大する危険性を危惧すことになるだろう。また、紙媒体というものは、電子的な検索が、出来ない分、全てを駆除することも出来ないだろう。だた、この考え方は、士郎正宗作のコミック「攻殻機動隊」では、ほぼ20年も前に、当たり前の世界観になっているので、その先見性に、敬服するばかりである(^^;。

あと、なんとも、同じアナロジーで、PCが不正コードを実行することで起きる問題として、これだけではないよね。例えば、汚染した計算機が、DNAシンセサイザを制御していたら、新種のリアルなヴィールスを創造してしまうかもしれないよね。バーチャルの存在が、リアル世界に、実体を持つのは、この辺が最初かな。もし、感染性が強くエボラ(昔だとコレラだね)のようなウィルスや細菌に全人類が同時に襲われた場合、通説では、70%が死滅して、30%が生き残れる勘定らしい。

なんとも、未来は、危険と、スリルに満ちている(^^;

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このページは、Digi Pontaが2005年11月 2日 22:22に書いたブログ記事です。

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