Winny 対策が

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最近のWinny騒ぎで、職場に、何度となく、対策の通達がきて、右往左往と、対策作業 をさせられるのですが、サラリーマンの集団では、やらされ意識で、何とも、対策の 質も上がらないというものです。

この時代、サラリーマンから、ビジネスマンへ、人材が、バトンタッチされていれば、自ら、少なくとも、Winnyを、自分のPCへ入れる選択はしないものと、思うところです。まあ、あと、Winnyでなく、Winny系のウィルスにしても、通常のウィルス対策ソフトで、防げるものばかりのようですし、自ら身を守る動機を有するアイデンティティであるかどうかが、明暗の切れめというところです。
とりあえず、WinnyやWinny系のウィルスの対策では、開示されて困るファイルには、パスワードを付ける習慣をつければ、どこかに漏れても、まず、内容は読まれないということで、世の中には、勘弁していただきたいところです。現在、マイクロソフト社のオフィス(ワード、エクセル、パワーポイント)は、暗号化とパスワード付与の機能が標準装備であり、WinでもMacでも利用できます。また、アドビ社のPDFファイルも、同様に、パスワード付与ができ、利用環境としては、充実してきていると思われます。また、他人との文書ファイルをやり取りしたい場合、あらかじめ、パスワードを通知しておくやり方と、PKIの公開鍵を交換しておく方法があると思いますが、オフィスの方は、PKIでの暗号機能は無いようです。PDFの方は、PKIの公開鍵を交換する方法も利用できます。
肝心なのは、閲覧するときに、パスワードを手入力する必要があることで、漏洩した場合に、自由に読まれるリスクを担保することです。
この観点では、電子メールソフトで、PKIの暗号をかける仕組みは、役に立たないと思われます、受信して開かれると、複合化されているものと同じになります。Outlookにしても、電子メールを閲覧するときに、パスワードを個別に入力するような仕様であれば、Winnyの対策が出来そうですが、現在の仕様では、巧くない。
パスワードも、Winny対策であれば、漏洩した先の閲覧者は、そのファイルの事情も理解していない人であるので、それほど、頻繁に変更の必要もなく、ある月、ある年で、何か決めた物をつかうということでも 良いかと思われます。
あと、ファイル名を、内容に関連付けた名称にすると、せっかく暗号化しても、頭隠して尻隠さずということになりかねない。とりあえず、私は、ファイル名は、管理番号とリビジョン番号の組み合わせになっていて、ファイル名からは、内容がうかがいしれないようにしています。不便そうですが、内容のヘッダに、ファイル名の管理番号とリビジョン番号を表記しておくと、紙に、プリントしたものから、簡単に、ファイルを探し出せるという利便性もあります。
今後、電子申請電子決済が、どんどん普及すれば、多くの申請書類や申込書類(自分自身のプライベートな情報)が、PCに保存される分けですし、それなりに、自他の情報を守るライフスタイルの形成が肝心とも思われます。
Winny対策でのPKI普及という観点では、暗号化した電子文書ファイルの復号時に、手作業で、秘密鍵(パスワード)を入力させる仕様とした方がよさそうです。

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このページは、Digi Pontaが2006年4月22日 00:10に書いたブログ記事です。

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