4百万人弱の個人情報漏洩
TVやインタネットで、DION会員の4百万人弱の個人情報の漏洩が話題になってます。2003年の会員情報と、3年も前の出来事を、これから調べるという始末。個人情報保護法も準備期間?であった3年前に、立ち戻って、3年後に、このようなことが起きると予想されていたかなどと考えると、とても、想像も付かなかったとも思われます。現状、まだ、事故(過失)なのか事件(刑事)なのかも、不明な感じですね。。。。
過失の場合、管理責任ということで、個人情報保護法で処分できるのですが、刑事の場合、不正アクセス禁止法、不法侵入、物的な窃盗(多分、記録メディアとノートPC程度の窃盗)でしか、裁けないように認識してますので、盗んだ情報の価値(損害?)に見合った刑罰に適用がされないバランスの悪い不公平な状況と思います。
もし、今回、慰謝料相当を、DIONが払うとすれば、妥当か不明ですが、1人5百円としても、4百万人で、計20億円(キャッシュで支払われるか別の問題)にもなります。
この対価に見合った刑罰が、犯人へ、やはりなされるようにならないと、個人情報を管理する方も、納得がいかないように感じました。何とか、知恵を出して、情報窃盗罪(情報漏洩罪とは、なんとなくニワンス違うよね)のようなものを、策定されることを希望してますが、実情、どうなのでしょうか?
【後日追記】
どうも、ITの進歩に、法律がついてこれていない感が、大分、ある。これ以外にも、法外な行為が成り行きで、違法性に気がつかず、なされてしまうケースもありそうだね。
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