狼少年を忘れずに

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霊長目ヒト科の哺乳類は、生まれながらに人間/人ではないことは、心理学や教育心理学で、よく引用される狼少年の例で、常識中の常識なのである。。。。

この例は、狼に育てられれば、心は、狼そのものとなってしまうことを証明し、ある程度、時間が経てば、人間としての再教育も不可能だということである。これは、どの哺乳類も、脳細胞の数は違う物の同じ仕組みの脳細胞の集まりで脳が形成される訳で、生まれてからの体験(入力情報とフィードバック)/教育によって、脳細胞の規模の限界を超えない範囲で、それに成ってしまう学習脳能力があり、特に幼児期までに学習したものは、後からは変わりようが無いようである。狼少年の例とある訳だ。結局、自然発生的な知識は、本能以外は、ほとんどない訳で、教育(生まれてからの親の扱い、躾け、体験、学校教育)によって、人間/人が、形成されるのである。

男女が引き合う本能や集団行動を行う本能など、社会的に意味のある行動のきっかけに成る本能は幾つかあるのだが、それらは、この哺乳類に共通した本能であるという仮説のもと、それを根拠に、社会的にな行動が取れる様に、学習(脳細胞の結合を形成)させることが、社会における教育のしていること自身と思われる。

以上の前提を踏まえ、教育基本法にうたう部分を、どの範囲にするかは、絶対的な基準がある訳でなく、時代や政局の都合で、色々、変えられてきている訳です。現在に至っては、環境や資源の問題など深刻になってきているので、一国の主権や尊厳の前に、自然に優しく、オラが村根性を排して、ゴミのポイ捨てなどを、如何に、行わないような人間/人を形成できるかが、第一の課題と思うのである。

【後日追記】

大分前に、書いたと思っていたのだが、見つからなかったので、ここに追記しておきます。以下は、子供達の「いじめ」の仕組みに関する個人的な仮説の紹介。

上記のの内容を前提とします。結局、生物から人間へと進化するに辺り、集団行動の一部が本能で実現されるとこで、人間の成長過程において、ギャップを生じさせているものと、仮説を立てるものです。現象論でもあるが、まずは、成長に過程において、本能的に集団行動をとる時期から、自我の目覚め以降で、社会的行動をとる時期を経て、成人へと成長すると認識する訳です。特に、「いじめ」は、前半の本能で集団行動を実現する時期で発生するものと思われる。本能的な集団行動は、全てのい同じ行動を強要するように、自他に作用すると考える。肉体的もしくは精神的な成長には、そもそも個人差があるので、同じでない仲間が必ず発生し、特に弱者への作用は、「いじめ」という現象で現れると考える訳です。以上の仮説もと、問題は、いじめる方も、いじめられる方も、自覚がなく、内なる欲求から、そうなるとういうことになる。この問題は、この理性的に、自他のこの状況を、理解できる知識や能力が、身に付かない限り、発生し続けると思われる。この状況の打開には、やはり教育の力に頼らざるおえないだろう。大雑把にいえば、子供だからといって、無邪気あり続けることは、よしとする訳にはいかない訳で、内なる欲求でいじめが生じなくなるように、いじめる方も、いじめられる方も、大人の判断ができるように導くべきなのである。つまり、本能的な集団行動への欲求は、他の成長の格差を無視して、作用することに、問題が発生するので、他人は、自分とは、違っていることへの理解を深くすること、つまり、他人との付き合い方を理解させることが必要と思われる。また、いじめられる方も、同様で、いじめられる原因が、自他の違いを理解できていないことで生じる現象あり、他人との付き合い方を訓練することが必要と考えられる。誤解してならないことは、全ての他人と強制的に付き合うことを教育するのではなく、同じ世代であっても成長の格差があり、相手のレベルによって、異なった対応が必要であり、相手の限界を超えて、遊んだりは、そもそも出来ないということを、双方、思いやれるレベルへ、教育が導くことが、肝心ではないかと、感じる今日この頃である。つまり、教育において、人格形成をどうして行くか、現在の科目別の知識詰め込み型の教育方式において、実現が出来るのかどうかも、見直しの時期かとも感じている。家庭においても、学校教育に任せきりでなく、人格形成に関して、自分の子供を守るという観点で、人ととの接し方に関して自然に任せるだけでなく、訓練をするようなことを行う必要があると思われる。現状は、いきなり本番で、方法論も分からずいきなりしくじる。最悪なことは、全員がいきなり本番であり、常識もなく、殺人に至るケースまで起きるということに他ならないと感じる訳です。

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このページは、Digi Pontaが2006年6月10日 22:54に書いたブログ記事です。

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