ACM Siggraph 2006 初日
【7月30日】(米国)
現在、米国30日の8:30AMです。これから、最初のセッションが始まります。。。。
SiggraphマスコットのPod展示コーナに、PixarのWalking Podもあった
★ Course 9, The Art of "Open Season": Traditional 2D Styling With Today's Bells and Whistles (午前中)
3Dアニメ映画「オープンシーズン」のメーキング。2Dスケッチデザインを、3D世界へインスパイヤする。キャラクタデザイン、制作パイプライン、特殊効果(水しぶきなど)の紹介。
3D Look Developmentは、 3D世界の開発(カメラワーク、構図、レイアウト、キャラクタなど、こみこみ)。Animation & Riggingは、2Dアニメーションの誇張表現(オーバな動きや、お決まりの動き)を、3Dへも持って行くポリシー。
Mayaを使っている。例えば、鹿の表情は、頭に、20以上コントロールポイント。腕にも、20カ所弱。くねくねの腕とか、筋肉の膨らみもできるようにコントロールを埋め込んでいる。何とも、手が込んでる。
水しぶきも、大分、派手派手なシーンがあって、もうこれは、力技か?
★ コース休憩時間で、リセプション会場となるワールドトレーディングセンタの場所を確認しに行った。コンベンションセンタ玄関前からみえる、城壁のような門が入口のようだ。100メートル前後かな。門に、ワールドトレーディングセンタと書いてあった。(注: エレクトロニックシアタ会場は、コンベンションセンタ内)
ポスターセッションコーナで、同じ会社のKO氏と会った。発表者ということで、ポスターと一緒に記念写真を1枚、撮った。
コース会場に戻る途中、HI氏と会った。無線LANがつながらないととかで、ノートPCの設定を手伝った。セキュリティ設定で接続が、禁止された状態であったようだ。
昼は、コンベンションセンタで、ハンバーガーを食べた。久しぶりのアメリカン・フード。ケチャップ、マスタード、マヨネーズを、付けて、パクリ。その後、同じ会社のSA氏と、SHI氏に会ったので、次のコースが始まるまで、雑談した。
★ Course 11, "The Chronicles id Narnia": The Lion, Crowds, and Rhythm & Hues (午後)
ナルニア物語のメーキング。67種のCGキャラクタがいるらしい。ライオンの鬣のシェーディングは、それなりにこっていて、self-shadowモデルを採用したり、Image-based Lightingを採用したりしている。それにしても、ここで観るデモ映像は、映画で観た鬣より、細かく見える。映画館のは、むしろ、つぶれていたかな。
合戦シーンは、クロマキーを使った実写との合成があり、グリフィンはフルCGで、人頭馬の実写部分は、下半身がグリーンタイツをはいた役者さん。
米国15:20PM頃、部屋が、寒すぎるので、一旦、外に出ようとしたら、後ろから声がして、KI氏に会った。シーグラフで会うのは、大分、久しぶり。でも、5月のGWで、未来館で会ったか。でも、私も、知り合いが居ないかどうか、きょろきょろしていた割には、呼び止められる方が多い(^^;。情けない?
World Trading Centerの門? |
Anthony's PIER4 |
★ 知人と夕食
ボストン在住の知人に連れられて、数人、コンベンションセンタ近くの"Anthony's PIER4"というシーフードレスランで、夕食を取った。過去、有名人が訪れたときの写真が目白押しに入口に並ぶ。お薦めのクラムチャウダと、ボストン名物におロブスターを注文。クラムチャウダは、なかなか美味であった。皆様、どうも有り難うございました。
東京お土産のメイドクッキーと、おでん缶を渡した。ボストンでは、おでん用の食材が高いらしくて、あまり作っていないとか、まあ、良かったのかしら。知人からは、RedHatノベルティグッツをいただきました(下写真)。
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