20年前の作品を発掘

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今でも、動くのか、未確認だが、20年以上前(学生時代)に、組み立てた、ガイガーカウンタを、自宅の不要品整理の作業中に、発掘した。

確か、チェルノブイリの原子力発電所の事故の直後あたりだったか、知人からの要請で、適当に回路を設計(無駄が多いかも)して、作ったものだ。ガイガー=ミュラー管は、浜松ホトニクス製だったかな。費用(部品代の)は、1万円前後だったような。大きさは、手のひらサイズ。簡易的には、クリスタル・イヤフォンで、ばりばりという音を聞くようにするのが楽なのだけど、この時は、液晶のデジタルカウンタモジュール(ジャンクでちょうど良いものがあったので)で、計数する仕様とした。電源は、デジタルカウンタ用の単五を2本と、高電圧発生用の9V(006P)が1本。当初は、9V電池を1本にしようと考えていたが、高電圧側(確か、550V前後)の回路とグランドを共有すると、どうもリーク電流が無視できなくなるようで、出力電圧が低下して使えなかったので、断念した。そう言えば、その知人から、昨年、まだ動いているとか、驚くべきメッセージをもらったような。

これも20年前近くだったか、職場の近くに原子力施設が近かったもので、これで測ったが、まあ、平常であった。今は、どうなのかな? これで、全ての有害な放射線を、計れる訳ではないが、今の時代、携帯電話にも、被爆計が、欲しいとも感じませんか? このガイガーミュラー管だと、1分間に1粒くるかこないか程度が、平常量らしい。

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