これもユビキタスなの?

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2002年後半から、ワコムの17インチの液晶タブレットを使っています(左写真、D50で撮影)。PowerMac G4に接続して、主に、Adobe Photoshopで、お絵描きに使ってます。マウスで絵を描くよりも、格段と、ペンに近い環境を得られるし、ストロークも、少々、気に入らなければ、undoも効く。何とも、便利なものですが、当時の値段は、30万円弱でしたので、その値段と満足が釣り合うかどうかは、本人次第という訳ですね。。。

さて、ユビキタスで、何故か、液晶タブレットが出現してくるのですが、そうなんしたっけ? キーボードやマウス以外の入力手段として、日常性格で慣れ親しんでいるフリーハンドでのお絵描き入力が可能となる。でも、この2年間、使ってみて、キーボードやマウスの代わりとなるとは、どうも思えてこない。文字に認識も今ひとつ、巧く認識されても、キーボードで入力した方が、早いし、効率が高い。デジタルデバイドが話題になるものの、これは、年寄りの問題ともいえず、日常生活において使用頻度の低いユーザが、練習しても、その技能を維持できないという状況と考えた方が良く、この解決とも思えない。このようなユーザには、選択肢で作業が進むようなことでもない限り、無理であろう。ユビキタスでいうところのAny Deviceの1つと考えるべきか、その意味では、有りだが、これは、単なるone of themであって、注力すべきことかは、別の問題とも思えた。絵を描くのに適したデバイスとしても、ユーザは、お絵描きの練習をしない限り、絵が真っ当に描ける訳でもない。一時期、電子ピアノなど、演奏ガイド機能で、誰もが、曲を弾ける錯覚を覚え、買ったユーザは、やっぱり引けないので、飽きてしまって、埃がたまるなんていうことも、ありがちだ。結局、何をやるにも、地道な練習が必要であり、その壁を乗り越えられないと、最低限の満足が得られない。この不整合が、液晶タブレットにもあるのだろう(^^;

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このページは、Digi Pontaが2005年7月 4日 22:31に書いたブログ記事です。

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