リアルとバーチャルの一体化の奨め(続)

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PEACH-PIT著のコミック「ローゼンメイデン トロイメント」をパロって、以下、引用
真紅「私の名は真紅。おまえはこれより真紅の下僕となる」
これは、将来、サイバー世界と、リアル世界の一体化の儀式かもしれないと、ふと、頭をよぎっている今日この頃、、、

サイバー世界とリアル世界の一体化のためには、まず、サイバー世界の実体と、リアル世界の実体の対応関係を確定して、検証可能として維持する必要がある。そうしないと、サイバー世界で、成りすましが、可能となり、結局、一体化とは、程遠いこととなるからである。この問題は、リアル世界での本人確認の方法論に帰着するのである。さて、以降は、1つの可能性(モデル)であり、これが必ずしも、良いソリューションとは限らないことは、頭の隅に置くべきだろう。また、面白みのある要点のみ、紹介するので、細かい点の実現方法などのつめは、仕事でやる人が、ちゃんと考えれば良いことだろう。
リアル世界の実体は、それがサイバー世界のその実体と対応関係にあるかは、リアル世界の実体が、予定されている実体と同じかどうかを確認することに他ならないだろう。この手段として、もっとも分かり易いのは、顔写真付きの証明書というものが、現世界では、ポピュラーな手段に1つであるが、その偽造や改ざんなどので、不正も耐えないようだ。
この顔写真という観点を、もっと推進すると、やはり、リアル世界の実体にそっくりなドールという発想も、それほど不思議でないと、最近、頭をよぎっているのである。本人確認のために、どうそっくりさん人形を使うかは、なんとなく、文化水準の高低を問われそうでもある(^^;。
2つの方法があるかとも思う。1つ目は、もっとも基本的な方法として、他人に、人形に似てますねと言われることであろう。これによって、リアル世界の実体が、メタファである人形と対応付けされるのである。仕事場の机にあるパソコンを使うときは、隣に、お人形さんも置いておくことにするのである。これによって、予定されていない人が、パソコンを使っているかどうか、他人が、見た目に分かるようになるだろう。人形に似ていない人が、そのパソコンを使うことや、人形なしで、パソコンを使うこと、文化様式的に、不正を働いていると感づかせるだろう。つまり、日常、いつも肌身離さず、そっくりさん人形を携帯して、生活するのである。まあ、可愛い人形をもって歩くのは、まだ、現在でも、それほど不自然ではないかと思うが、自分のそっくりさん人形を持ってあるのは、大分、高い心理的な壁もありそうだ。
2つ目は、応用的な方法で、自分を、人形とそっくりさんと言ってくれる他人の本人認証もされていないと、大分、不完全であるので、全員が、そっくりさん人形を持っていることとすると、あらかじめ、自分を認証してくれる相手のそっくりさん人形のコピーを、相互に交換する文化様式を追加するのである。これよって、他人のそっくりさん人形を介して、自分が、自分のそっくりさん人形に似ていると、言われるようなことになるのだろう。
以上のようなそっくりさん人形は、当然、普通の人形でなく、サイバー世界との対応関係を検証するための仕組みが備わっていることは必須なものである。この仕組みの1つの可能性として、ABCさんの人形との最初の対面は、「私の名はABC。おまえはこれよりABCの下僕となる」という人形の台詞から始まるのであろう。(笑)

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このページは、Digi Pontaが2006年2月18日 21:21に書いたブログ記事です。

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