情報が人格を持つとき
最近、気になってきたが、、、、
インターネットの掲示板への投稿を見ていると、投稿者本人が経験したことでもないのに、あたかも、経験者のような内容の記事を投稿したり、投稿に応えたりする類がいるのだが、このようなことが、何故起こるのか。非常に、興味深い。彼らの記事には、インターネット上の別の情報ソースを参考にしていると思われるが、全くの嘘という訳ではない。客観視しすると、まるで、ある情報のまとまりが、人格を手に入れて、情報ソースとして再構成されているとも、見られないことはない。コミック「攻殻機動隊」の世界観も超えそうだ。でも、ステレオ効果が、都合の良い人格に起きたときに、発生する現象かも知れない。
リアルの世界でも、彼らは、同じような行動をとるのかどうかが、最大の問題だろう。リアル世界でも、見栄を切る、はったり、ほらを吹くなどと、リアル世界にない現象でもないのだが、日常的に、自覚も無く、行われる。何にしても、本人のリアルとのギャップは、少なからず、広がっていくはずだし、矛盾も大きくなるが、余りにもおおきくなると、心身症や精神障害へとなっていく可能性もあるように感じる。
周りの人間は、気が付いたときに、まず、やめさせることだ。前例から考えると、本人の自覚は希薄となっていると思われるので、聴いた話は、聴いたということ、発言への責任(リスク)を自覚させることが、肝心だと思う。他人の業績を、自分の業績とも言いかねない。あと、今は、身の回りにはいないなどと思っていても、その内、他人事ではいられないだろう。
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