バーチャルとリアルの狭間に
パラダイムは、「バーチャルとリアルの融合」から始まって、「バーチャルとリアルの一体感の向上」へと、色々、フェーズシフトしているようだ。。。。
「バーチャルとリアルの一体化の向上」は、リアル世界に存在する人間にとって、バーチャル世界の存在の信頼性と利便性の向上に影響し、バーチャル世界の存在の自己同一性の実現を図るものだろうと考えている。
最近、IT関係では、仮想化技術の話題が、盛り上がっているので、同じアナロジーが、ありそうに思う。まあ、忘れてはいけないことは、人間の使うものは、人間が存在しなければ、定義されないものであり、理学でいう宇宙の真理とは、全くことなるシステムのものだ。簡単にいうと、追求する真理や理想というも絶対的な基準がある訳ではなく、人間の自作自演である。つまり、仮想化された世界は、まさに、この部類となる。これを、踏まえると、人間の経験的な利便性の記憶(体験)に合う形体へ、フィットすることが、自然なアプローチかとい考える。一方、リアル世界と仮想世界がシームレスで、区別が付かなければ、使う人にとって、仮想世界が無いものと同じということになる。この辺のバランスをどう考えるかが、多分。特徴になるのだろう。
「甲殻機動隊」、、、、「電脳コイル」、、、色々、何かを求めているようだ。
それにしても、NHKアニメ「電脳コイル」の世界観って、「はねっこくらぶ」で、2002年頃から、プレビュー公開している「はねっこ文庫」の5巻、9巻、10巻で、書いている「バビロンの終焉」に似ているかもね。
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