インディゾーンへ遊びに

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GWの暇つぶしと言っては何だが、インディゾーンの知人と3CG談義しに、訪問。主な話題は、Pixarの3CGソフトウェア関係だが、今回は、一眼レフを購入するとかで、お薦めの組み合わせなども話題に。。。。

ちなみに、カメラレンズ選択のお奨めは、個人的な経験に基づく分類(各数値は、あくまでも目安)だけど、以下、ご参考、、、、


 #  用途  焦点距離
(ASP、一眼レフデジカメ一般)
 焦点距離
(35mmフィルム,FX)
 F値
(撮影時)
 シャッタ時間
(撮影時)
 ISO値
(撮影時)
 備考
1

展示会/セミナの会場撮影

(専門用途だけど、インパクトのある写真を撮りたい場合)

12mm
(ズームレンズで買うときは、12mm ~ 32mmを、カバーできると便利)
18mm
(超広角)
F4.0以下 1/30以下
(1/60前後)

3200 (1600だとちょっときつい) ★狭い場所でも広範囲を撮れます。レンズ径が大きいので、内蔵ストロボを使うときはディフューザが必要だが、1m未満ぐらいしかとどかない。
★可能な限り、ストロボなしで撮影する方が、奇麗に撮れる。
★動く被写体は、もっと短いシャッタ時間で撮る必要があるので、明るいものしか撮れない。
★12mmは、展示品の撮影には、かなり接近しないと、大きく写らないので、向かない。#2で対応する。
2 人物/スナップ/物品の撮影
(標準)
32mm~50mm
(ズームレンズで買うときは、この値が中心の範囲が便利)
50mm~75mm
(標準)
5.6前後 1/250前後 100-400 ★暗ければ内蔵ストロボを使う(但し、顔が明るく写りすぎる場合、ディフューザを使う。無い場合は、ティッシュペーパ1枚をかぶせる程度でも代用可能)。
3 身近(3m程度)な鳥や動物の撮影

120mm以上

180mm以上
(望遠)
5.6前後 1/250以下
(速い方が良い)
400-800 ★ピント合わせ時の明るさ確保で、F値は小さいレンズの方が良い。 この焦点距離(180mm)は、3m先の1匹の鳩を撮る感じです。
4 月の撮影 660mm前後
(2倍テレコンで300mmを2倍にして使えば安く済む)
1000mm前後
(2倍テレコンで500mmを2倍にして使えば安く済む)
8-11前後
(2倍テレコン使う場合は、F4-F5.6以下のレンズが必要)
1/60前後 400前後

★満月をアップで撮れる焦点距離。満月は、意外と明るいです。撮影には、三脚が必要ですが、月の移動も以外に速い。
★月の撮影なんて、何回もやらないので、テレコンで済むレンズ選びが、無駄が無い

5 接写
(専門用途。ほぼ商業写真向け)
105mm
(例:AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G)
105mm
(マクロレンズ、品揃えは選べるほど無い)
3.5前後 1/250前後
(スタジオ撮影の場合、遅くても良い)
400前後 ★マクロレンズを使う。F値を小さくすると、ぼけの効果が増す。
★野外撮影の場合、シャッタ時間は短い方が良い
6 スポーツ撮影
(専門用途。カーレーシングも含む。運動会撮影もこれかな)
200mm以上 300mm以上
(超望遠)
3前後 1/250以下
(速い方が良い)

400以上 ★超望遠は、撮るものと用途(遠距離からの野鳥撮影、スポーツ撮影など)を選びますので、利用率を考えると、普通は不要。
★動きの速い被写体なので、シャッター速度は速めで撮れる絞り値となる。

 

【備考】 (買うときには、念のため、お店でも、相談しましょう)

  • UVフィルターを、保護フィルターとして兼用して、指紋などが付かないように保護のために付けます。なお、プロテクトフィルタというものものありますが、値段的に、UVでもあまり変わらないので、UVを使います。
  • 基本的に、レンズのF値は、値段とのご相談になりますが、上記の表中の値よりも、できるだけ小さい方が、ピント合わせのときに、明るく見えて良いです。
  • 外付けストロボは、径の大きなレンズを使う場合、レンズの影が写ってしまうので、あったほうが、良いです(中小サイズ)。また、純正で、ボディに対応しているものをお薦めします。
  • 超望遠レンズを使う場合、レンズの重量が重いので、安定して支えられる大中サイズの三脚が必須です。手持ちでの撮影もする場合、手ぶれ補正付きのレンズ(NikonだとVR仕様)が良いです。
  • 予算的に苦しい場合は、1.5倍~2倍のテレコンバータ(レンズより軽い。価格も安い条件で)を使って、焦点距離の範囲を広げる方法もありますが、F値は、最大2段程度暗くなります。
  • スポーツ撮影(カーレーシング含む。まあ、運動会撮影も含むかな)は、望遠レンズ並びに超望遠レンズの出番ですが、被写体の動きが速いので、シャッター速度を速めにするので、できるだけ、F値が小さなレンズが便利です。注意として、動く被写体を追って撮影するのは、難しい(まず、無理)ので、一般的には、三脚で、カメラの向きと撮影ポイントを固定し、そこに被写体が入ったときに、レリーズを使って、連射モードで撮影します。
  • ここでの話題から離れるけど、定年退職の趣味でカメラを始める方に、やたら望遠鏡のような超望遠レンズを、高値で購入しする方がおられるようですが、上記の理由により、利用シーンがほとんどないので、もっと、撮影を楽しめるレンズ選びを、お薦めします。これで、それほど初期投資はからないので、退職金が余るかもしれないですが、趣味で楽しむためには、それなりにトータルで費用はかかるので、お気をつけ下さい。あと、どうしても、お金をかけたい方は、35mmフィルムベースのカメラなどやめて、是非とも、中判や大判のカメラを、お薦めします。大判(4x5以上)では、デジタルでは、追いつけない画質が得られます。
  • お薦は、ズームレンズを2本と、2.0倍テレコンを1本とで、うまく組み合わせて、広い範囲をカバーするように、チョイスすることで、出金も抑えられます。
  • 展示会やセミナを撮る場合、ライティングの条件は一定なので、マニュアル設定で、絞り値とシャッタ時間は、固定して撮影するのが良い。人の顔など陰になる場合は、弱めにストロボたくのも良い。
  • 自分の持ち物は、Nikon D50, AF-S DX Zoom-Nikkor ED 12-24mm F4G, Ai AF Nikkor 28mm F2.8D, ストロボNikon SB-600(今、買うなら、SB-900を待つのかな), Nikon DR-6です。あと、4x5の大判カメラを持ってます。

【私の作品紹介】

以上、ご参考

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このページは、Digi Pontaが2009年5月 2日 20:04に書いたブログ記事です。

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