リアルとバーチャルの一体化の奨め(続々)
1つの分かり易い方法をご紹介しよう(^^;。前回の投稿で、人形認証の1つを説明したのだが、これのバリエーションの1つだろう。本人が、自分を本人であることを、証明することは、出来ないことは、お分かりであろう。本人が本人であることは、他人がいて初めて意味があることであり、他人が、認知するすること、そのものなのである。この意味論のなか、自分のために、他人が、四六時中、自分を本人であることを、証明できるようにすべく、努力するこては、あり得ないことも、誰もが感じるところである(まあ、実の親は、これに近い努力をおしまない存在であろう)。
さて、方法論の1つとして、紹介するのは、ロボット(人形)によって、生まれた時から、その本人を、トラッキング(見つめさせる)させることが、何とも、分かり易い方法論ということである。生まれらときに、人形が与えられて、それに、見つめ続けもらうことで、生まれた時からの世界線の連続性を証明したもらい。出生届において、定義された情報と、本人を、絶えず結びつかせる機能を、人形が担うのである。これは、1つには、アニメ「ロックマン」に出てくるようなナビのような存在かもしれないし、本当に、動かない人形なのかもしれない。要は、生まれた時から、現時点の存在まで、1つの世界線でむすばれている存在かどうかを証明する存在を実現すれば、誰もが、その本人が本人であることを、認知できるようになることである。
他人が、他人のことに、関心を失っている現在では、人間が実現していた機能を、上記のような技術で補完していくことも、まじめに考えなければならないのだろう。ただ、このような技術が開発されるとともに、より利便性の高いサービスの検討も、代償として、実現されてくるとも期待したいところだ。
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