時代の終わり
マイクロソフト社のビル・ゲーツ氏が、来年、引退する。BASIC言語から始まったとも言えるIT創始時代も、終わろうとしている(アップル社のスティーブ・ジョブス氏は、まだ、現役なので)。言葉を変えると、やはり、IT創始者の時代を担う役目が終わったとも感じている。最近では、ITも、専門家から、コプライアンスが、幅を利かす時代へと変貌してきている。これだけ、コモディティが進んだという裏返しだ。例えば、マイクロソフト社のオフィスシリーズは、庶務の女子でも、データベース言語SQLを気軽に使わせる時代をもたらしている(まだ、悲しいかな、国内の一部の方達は、専門家が利用するものと思っているかもしれないね)。。。。
来年は、黄昏よう。小学生のときに、雑誌「初歩のラジオ」から電子工作にはまり、中学生のときに、論理回路やマイコンから、BASIC言語やアセンブラ言語を独学したくちだ。当然、子供のすること、ゲームなど作って遊んでいた訳だ。ビル・ゲーツ氏は、BASIC言語インタプリタの開発で、「ハノイの塔」などをテストプログラム使ったとなど聞いて、近親感を抱いていたりする。当時時は、テレタイプインタフェースだったらしいが、私の時代は、マウスは普及して無かったけど、もう、キーボードとキャラクタディスプレイの時代に入っていた。大学の授業で、時代逆行にも、紙テープベースのテレタイプから、コアーメモリの計算機をアセンブラ言語でプログラミングしたことはある。まあ、これも味のあるインタフェースであった。
でも、PS2/PCゲーム「モエかん」をやっていたら、紙テープを使う巨大な低速コンピュータがでてきたので、作者の年齢はなどと不思議に思った(^^;。 とりあえず、このようなほのぼのした計算機とワイヤード・ロジックの時代が、私の子供時代の思い出の1つだ。
時代の役目も終わり、趣味人は、どこに行くのだろうか?
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 時代の終わり
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://the.nerd.jp/blogs/cgi-bin/mt-tb.cgi/2743