時代の終わり
16日のYahooJapanニュースの引用だけど、
「次の偉大な発明」を期待するな-- IBM幹部が語る今日のイノベーション
シンガポール発--IBMの高名な思想的指導者が、20世紀の終焉とともに発明の時代も終わりを告げたと語った。
IBMでイノベーション&テクノロジ部門のエグゼクティブバイスプレジデントを務めるNicholas Donofrio氏は現地時間3月14日、ZDNet Asiaによるインタビューの中でこのように発言した。同氏は、Infocomm Development Authority of Singaporeが組織した「Infocomm International Advisory Panel」の初会合に出席するため、シンガポールを訪れていた。
「実際のところ、現代におけるイノベーションは20世紀のそれとは少し異なっている。より魅力的で新鮮なものを生み出すのは、(今では)そう簡単なことではなくなった」(Donofrio氏)
Donofrio氏はさらに、「次はどのような偉大な発明が登場するのかと期待するのは、止めた方がよい。偉大な発明などというものは、もう現れないのだから」と語った。
ただし、21世紀には発明も創造も発見も必要ないと言っているわけではないと、Donofrio氏は釘を刺している。そうではないが、最近の人々は創造から生まれる価値の方を追い求め、テクノロジそのものを評価することを止めてしまったのだという。
Donofrio氏は、イノベーションを実現するには、協力的で多面的な考え方をする必要があり、そうするかしないかで勝者と敗者が決まると述べた。
何とも、その通り。最近、NTTのTVCMで、ITの使命は、一旦終わりを告げていると、プロパガンダしているねー。共鳴するところも、あるのかしらね。時勢に乗れないで、沈み込むと、再度の浮上は、不可能に近いよね。三洋電機の二の舞は、勘弁して欲しいなと、思うのは、私だけ?
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