CG: 2005年6月アーカイブ

今日は、仕事で、東京ビックサイトの展示会で見学した後、夜、第35回シーグラフ東京セミナを聴講してきました。セミナの内容は、この夏公開の話題作「HINOKIO」のメーキング(秋山監督、林田氏、村上氏)と、愛知万博の三井・東芝館を支えるFuture Cast Systemの紹介(早稲田大学の森島教授)でした。終わったあと、飲屋で、懇親会。なかなか、面白い話も聴けました。次のシーグラフ東京の集まりは、米国ロス(シーグラフ2005)でのパーティーだね。

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オープニング(大口氏)
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会場の女美大の象徴「ニケのビーナス」

先行ロードショー「スターウォーズ・エピソード3 」を、観てきたぞ、観てきたぞ。そして、1978年の初公開から始まって、とうとう、30年弱も経て、完結してしまいました。涙です(;_;。今回は、さらに、飽きさせない、スピーディーなシーン展開。ダース=ベータ卿の誕生へ。CGは、もちろん、ILMだ。今年のSiggraph2005の基調講演は、ジョージ=ルーカス、その他、制作スタッフの講演も、何とも、楽しみだ。スターウォーズ・グッツ(ライトセーバ、名刺入れ、キーホルダ)も、ゲット(右写真)。

Siggraph2005(米国ロス)の開催に合わせて、毎年、Alias Mayaのユーザ会(AGUA)が開催される。今日、エイリアスのHPを見たら、今年のレジストレーションが始まっていた。早速、登録。開催は、7月31日(日曜日)。来月7月末、Siggraphへ本当に、行けるかどうか(^^;。

シーグラフ東京の会員の更新手続きを問い合わせたら、7月1日以降に案内ということでしたが、今でも良いということなので、早々に、年会費と、シーグラフパーティ(8月2日)のカンパ(1口)も合わせて、銀行振込。カンパといっても、現地でのパーティ参加費というところでしょか。本当に行けるのかどうか、まだ、不透明な感じだけどね(^^;。 あと、新規入会の方は、7月が年度初めなので、入会には、ちょうど良いタイミングです。

今日は、映画「バットマン・ビギンズ」の先行ロードショーという訳で、早速、有楽町まで、鑑賞に行きました。映画館は、ほぼ、満席でした。作品の感想も、まあまあでした。でも、バットマン誕生のストーリーというのも、ルーツは、ヒマラヤの忍者集団?だっったのかと、日本人としては、納得いかないような気もしました。グッツも幾つか、ゲットしました(下写真)。CGとしては、コーモリの群衆かな。このCGは、既に、大分前の映画(吸血鬼系「バン・ヘルシング」)でも使われていた記憶が。見てみると、バットマンでも使えるよね。


そういえば、今月末にかけて、来週末(25日)は、「エピソード3」、再来週末(29日)は、「宇宙戦争」だ。

数年前の米国ACMの学会誌CACMに、「Augmented Quake」が特集されていた(興味のある方は大学の図書館で探してね)。「Quake」は、割と有名なPCゲームのタイトルである。「Augmented」は、「Augmented Reality」から来ている。ビデオゲームへの「Augmented Reality」の適用は、「いつでも何処でも(ユビキタス)」のエスカレーションの1つの形態と、考えているが、リアルとバーチャルの区別が、付かなくなる元凶ともなりそうだ。現代技術では、重たいヘッドマウントディスプレイ(HMD)やコンピュータや通信装置、位置/方向センサ、などなど、身に付けて、遊ぶことになるので、なかなか、体力も忍耐も必要かもしれない。ACM Siggraphでも、ここ数年、「Augmented Reality」を適用したゲームの展示が、なにがしか、行われているが、現状のビデオゲームと比べれば、まだまだである。また、この技術の普及には、コンテンツの内容の重要だが、今後のデバイス技術の進歩に、大きく依存するだろう。
でも、士郎正宗作のコミック「攻殻機動隊」の世界観のように、将来、人類が、リアルとバーチャルが同等に扱うようなライフスタイルや文化や社会を、採用する可能性も大いにあるので、暖かく見守ろうと思う。少なくても、人類は、古代、物々交換、貨幣経済、信用経済へと変遷を経験しているので、この手のことは、全く、初体験ということではない。この意味では、今は、まさに、「ユビキタス・ゲーム・エキサイティング」な時代かもしれない。

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先日に引き続き、賞与も、小額ながら、何とか出たので、Siggraph2005フルカンファレンス(割引期間は今月18日までの申込)の申込みも完了しました。準備作業的には、荷造りと、上野から成田までのスカイライナの予約。あと、今年は、携帯電話は、FOMAカードで、GSM携帯を使うことにチャレンジ予定。7月末に、ほんとに休みが取れるかどうかは、まだ、不明(^^; 。。。

以下、転載です。



みなさま、こんにちわ。シーグラフ東京事務局です。

2005年度インターナショナルリソース委員であるアラスカ大の青木さんからSIGGRAPH2005日本語イベントの連絡が参りました。

以下、転載です。



いつもお世話になっております。
シーグラフ東京事務局です。

■ 6月29日 シーグラフ東京セミナーのお知らせ ■
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皆様、お待たせいたしました。

シーグラフ東京 第35回セミナーは、映画「HINOKIO」のメーキングと愛知万博の三井・東芝館を支える Future Cast System に関する講演会です。

  • セミナー1: この夏公開の話題作「HINOKIO」、この映画に登場するロボットの驚くべきCG技術に関して、VFX監督も努めた監督秋山貴彦と、CGディレクターの林田宏之氏らが公開に先駆けて解説します。
  • セミナー2:愛知万博の三井・東芝館を支える Future Cast System について、早稲田大学理工学術院物理及応用物理専攻の森島繁生教授が紹介します。

LinuxWorld Expo/Tokyo 2005を見学中、SuSEブース内で、sgiの出展を見つけて、色々、聞いたところ、IRIX/MIPSのプログラムが動作するエミュレーション環境が、その内、SuSE Linuxから提供される計画らしい。これで、やっと、古いsgi O2も引退かな。でも、実際に、製品が出てみないと、何処まで使えるか、分からないけどね。今年のシーグラフで、何か、発表もあるのかしら?

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